5月14日 天気 晴れ

カンボジア、シェムリアップにきて、
アンコールワットのほかに行って見たかった所

水上生活の村「トレンサップ湖」

ガイドブックでは貧しい人たちが水上で暮らしながら、湖の魚を獲り生計を立てていると書いてある。

今回ここに行って、すごく思ったことがある。
テレビや、雑誌やネットで言われている、カンボジア、難民、貧困とは違った
別の意味で心に残った場所だった。

★☆★☆★☆

トレンサップ湖は
東南アジアの中で一番大きい湖だが
乾季と雨期で面積が全然違う。

乾季だと、水深1~2m 面積3000k㎡
雨期だと、水深14m 面積1万k㎡

シェムリアップからアンコールワットと反対の方向10km

レンタルした電気バイクで向かう
今回行った時期は雨期の初めだが、雨がまだ降っていないので、
かなり水深が低かった

ガイドブックにはツアーに申し込んだ方が安全と書いてあったが
間に合わず、とりあえず現地に行って値段をみて考えようということにした。
(現地で暮らしてる息子がなんとか交渉してくれるだろう・・と)

受付に聞くと2人で50$というので、
まあ、妥当かなと

1つのボートを貸切り、ガイドの担当者がつく
行く途中、ずっと解説してくれる。
(英語なので私にはさっぱり??)

湖まで川を下る?上る?
その間ずっとここで生活している人たちの状況、
いかに苦しいか、大変か、貧しいか・・

この前の洪水でここの水上の家が流れてしまって、
親のない子供たちがたくさんいると。

学校も水上にあり、子供たちがボートを漕いで乗合いで通っている

水上の町に着いたとき、ガイドが、
「町の中に入るには、ここから小さいボートに乗り換える。
後50$かかる」
という。

え!!!
なんでまた50$かかるんだよ!2人で合計100$!ふざけんじゃない!
ツアーで申し込めは全部込みで40$×2だったはず。

これ以上払う気がなかったので
「中までは行かない!ここで引き返して」と息子に言ってもらう

ガイドはしぶしぶ引き返すようにボートの運転手に伝える。

しかし、帰る方向が違う???

狭く家がたくさんある方向へ入っていく。

その中の一軒のうちに船をつけ、中に入るように言われる。

お店のようなので、何か買わせてくれるのかな?
まあ、駄菓子ぐらい買おうと中に入る。

老人と嫁がいる。

そうすると、ガイドが
「この家に寄付をしろと言う」
は?

物売るのではなく、寄付だけ。
しかも50$!!

ノーと言っても食い下がる
仕方ないので10$を渡す。

その嫁は当然のように手に取り、ありがとうも言わない。
ここはそういうシステムらしい。

本当に腹が立つ。

そして、ボートに乗りやっと船着き場に着く。

降りる間際にガイドが息子に10$のチップをくれと言う
カンボジア紙幣で1$ぶん渡そうとすると、そんなのいらないと言われたらしい。

帰るボートでずっと考えていた。
お金をもらうことが当然で、それで生計を立てている家。観光地。

日本にいて、こちらに伝わってくる、カンボジア、難民、貧困、かわいそうな子供たちに寄付を・・・
確かにそうかもしれないけど、
ここはちょっと違うよね。

お金をただでもらう手段じゃなくて、物を作りだして売るという手法を考えていかなければいけないのでは?

観光地に行くと必ず子供たちが物を持って、売りに来る。
頼んでいないガイドもチップをもらおうとする。

行って見なければわからない、そしてツアーではわからない
中途半端に観光地になってしまった途上国の別の世界を知ることができた。

トレンサップ湖で獲れた魚がシェムリアップのマーケットで売られている

 

初めは腹が立っていたが、
色々なことを考えさせられことに、とても有意義な観光だったと思うことにする。